EMON PHOTO GALLERY Exhibition Gallery Space Artist Contac&MAP News EMON,Inc
 
 

タイムスリップするような錯覚。
美にふれる、鑑賞するといった次元の作品とは少し性質の違う写真展となりそうである。

 
 
   西山尚紀の今展の作品は、昨年12月に発売された「風の旅人」No.17にて「SELF-HELP」として発表。エモン・フォトギャラリーでは2006年3月21日から2週間、未発表作品を交えエキシビションを開催します。
  少年から大人へ、そして社会人へ。
真っ白なカンバスに夢を描き、希望をポケットいっぱいに脹らませていた少年時代。「夢」が少しずつ「遠い記憶」へと変わる過程にどのようなことが存在しうるのか。
 子供達の未来。自身の現在と過去。
今日の教育システム、また物質的な豊かさ、便利な社会を目指す社会は、今もすざましいスピードで時代を駆け抜けていく。
 

「アスファルトに体温を吸い上げられまいと自力で立つ少年」と感じる西山尚紀。繊細さとたくましさが危ういバランスの中にあって、その不安定な加減を無視できずにいるかのようだ。
 自身が歩んできた道程に今の子供達の肖像を重ね合わせ、フォトグラファー・西山の最も身近写真という表現で、現代社会の構造そのものへの疑問を世に問う作品『あの頃の未来』。

2006年3月
エモンインク ディレクター 小松整司